台湾の島は、そのほとんどが、本島の西にあります。
台湾本島の東にある島は緑島と蘭嶼のみです。
しかも台東以南にあるので、台北、宜蘭、花蓮の東あたりには、
広大な太平洋が広がるのみです。
他の主な島は、台湾本島の西にあり、馬祖島、金門島、澎湖島、
琉球嶼などがあり、台湾本島の南にも南沙諸島のうちの一つの島が
台湾に所属しています。
馬祖島が台湾の一番北にある島で、中国大陸の福建省連江県に隣接しています。
その南には金門島があり、中国大陸の福建省厦門市に隣接しています。
この二つの島が国共内戦期間中は最前線となりました。
金門島と台南を結ぶ直線上に澎湖島があります。
澎湖島は大小あわせて90の様々な島でできているものの、
人の住んでいるのはそのうち19島なので、ほとんどが無人島です。
琉球嶼は小琉球とも呼ばれますが、水源がなく、本島からの輸入に頼っています。
東にある緑島はかつて政治犯を収容する流刑地でした。
蘭嶼は5000人に満たない原住民が暮らしている小さな島です。